日本の伝統色の由来 日本の色の解説
日本の伝統色465色の色名と16進数
Japanese Traditional Colors

日本の伝統色 中国の伝統色 フランスの伝統色 イギリスの伝統色 世界の伝統色
アメリカ ヨーロッパ ギリシャ アフリカ イタリア エジプト インド 西洋の色
同名異色 由来 由来2 紅葉 赤系 青系 紫系 緑系 黄系 黄緑系 茶系 灰系 グレー系
  1. 若芽色 わかめいろ
    若芽のような薄い黄緑

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  2. 若菜色 わかないろ
    春の七草を連想させます。

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  3. 若苗色 わかなえいろ
    春の七草のイメージから若菜色の名もある、稲の若苗のような「いろ」。 稲の苗のような緑を「苗色(なえいろ)」という。植えたばかりの苗のいろ、やや黄みがかった薄い緑を表す色名

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  4. 青丹 あおに
    顔料や化粧料の黛に用いた青土のような暗く鈍い黄緑色。

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  5. 草色 くさいろ
    草の葉のような色。くすんだ黄緑。

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  6. 苔色 こけいろ
    苔の色のような濃い萌黄色。

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  7. 萌黄 もえぎ
    萌え出た若葉のような、冴えた黄緑色。

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  8. 苗色 なえいろ
    稲の苗のような色で薄い萌黄色。やわらかい黄緑。平安時代。かさねの色目にでてくる色で、夏の色になる。

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  9. 若葉色 わかばいろ
    萌え出て間もない草木の若葉のような色。やわらかい黄緑。

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  10. 松葉色 まつばいろ
    松の葉に見られる暗い萌黄色。

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  11. 夏虫色 なつむしいろ
    蝉の羽の色。 「月草」ツユクサの古名。

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  12. 鶸萌黄 ひわもえぎ
    「鶸色」と「萌黄」の中間の、黄味の強い萌黄色。

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  13. 柳色 やなぎいろ
    柳の葉のような色。やわらかい灰みをふくんだ黄緑。平安時代の織色(縦糸に萌黄色、緯糸に白)や重ねの色にもあるなど柳の木は平安貴族に愛好された。

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  14. 青白橡 あおしろつるばみ
    刈安と紫根の交染による破色調の浅い黄緑色を言う。

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  15. 柳鼠 やなぎねず
    「柳の緑を含んだ鼠色」の意で、緑味の柔らかく、うすい、クールな鼠色。

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  16. 裏葉柳 うらはやなぎ
    柳の葉の裏のような色。ごくうすい黄みの緑。

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  17. 山葵色 わさびいろ
    清流にしか育たない山葵、その根に因んだ色名を言うが、その味の爽やかさのせいか実際の色より青みである。

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  18. 老竹色 おいたけいろ
    年を経た竹の色に因んだ、鈍い緑色。

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  19. 白緑 びゃくろく
    孔雀石の粉末を水と共に研いで作った、淡い緑色の岩絵具から来た色。

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  20. 淡萌黄 うすもえぎ
    稲の苗色のような淡い萌黄色。

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  21. 柳染 やなぎぞめ
    柳葉の色に似て、かすかに灰味を含んだ黄緑色。

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  22. 薄萌葱 うすもえぎ
    春の若い芽や木が萌え立つような色。うすい黄緑。

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  23. 深川鼠 ふかがわねずみ
    薄い浅葱色を鼠がからせた色。緑みの明るい灰色。江戸時代。江戸時代も後期になるとそれまでの派手めな色から粋で洒落た鼠系の色が好まれるようになった。クールな色合い。

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  24. 若緑 わかみどり
    若くみずみずしい緑色。うすい黄みの緑。

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  25. 浅緑 あさみどり
    少しうすい緑色。やわらかい黄みの緑。飛鳥時代。天武天皇14年の服飾務位の浅緑。

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  26. 薄緑 うすみどり
    薄い緑色。うすい緑。平安時代。平安装束のかさねの色目に緑、濃緑とともに薄緑もある。

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  27. 青鈍 あおにび
    「鈍色」に藍を淡く重ねた、青みの暗い灰色。

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  28. 青磁鼠 せいじねず
    のお着物、千草色の羽織、グレーの留め紐、青緑色の天然石。

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  29. 薄青 うすあお
    「青」は古代では一般的に緑をさすから、「薄青」は、浅い緑色。

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  30. 錆青磁 さびせいじ
    「青磁色」のさびて、灰味を含んだ色。

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  31. 緑青色 りょくしょういろ
    孔雀石の粉末に水を加えて強く研ぎ、上層に浮き上がる細かい粒子を白緑、中層にたまる粒子を中緑、下層にたまるものを緑青と言う。其の色。

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  32. 千歳緑 ちとせみどり
    常緑の木の色からきた色名で、古木の松の濃く暗い緑。

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  33. 若竹色 わかたけいろ
    竹の幹色に因んで、若い竹の色のような爽やかな緑色。

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  34. 緑 みどり
    青と黄との中間色。草木の葉のような色。現代。光の三原色の一。「緑」という字は緑青(ろくしょう)の意味をもつ。

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  35. 常磐色 ときわいろ
    松、杉などの常緑樹の葉の色。青みの濃い緑色。

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  36. 千草鼠 ちぐさねず
    京の都の上品でみやびやかな感じの鼠色

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  37. 千草色 ちぐさいろ
    「ちぐさ」は夏に可憐な花を咲かせる。その花色のような明るい青色。

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  38. 青磁色 せいじいろ
    磁器の青磁の肌色のような、浅い緑味の青色。「秘色(ひそく)」とも呼ばれる。

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  39. 青竹色 あおたけいろ
    成長した青竹の色に因んだ、青みの冴えた緑色。

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  40. 常磐緑 ときわみどり
    常磐は、松の緑の美称です。お正月の門松で知られるように、松はおめでたい樹木ですね。 常緑樹の松は、変わらない、永遠不滅を意味します。 平安時代の襲(かさね)の色目の中に、「松重ね」がありますが、表は青、裏が紫で、四季を問わず、 通年着用が許されていました。

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  41. 木賊色 とくさいろ
    多年生常緑羊歯類の木賊のような、深い緑色。

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  42. 天鵞絨 びろうど
    添毛織物のビロードから来た名で、暗い青みの緑。

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  43. 虫襖 むしあお
    玉虫の羽根の色に見るような、暗い青みの緑。

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  44. 革色 かわいろ
    革を染めるのに多く用いたことから付いた名前。暗い灰みの緑。

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  45. 深緑 ふかみどり
    ふかみどり(深緑)JIS
    深く濃い緑色。こい緑。飛鳥時代。松葉色、常磐色、千歳緑など、葉が落ちず、いつも青々とした松に因んだ色は多い。

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  46. 鉄色 てついろ
    焼いた鉄肌の色のような、緑味の暗い青色。

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  47. 萌葱色 もえぎいろ
    ネギ(葱)の芽の萌え出たような色。暗い緑。江戸時代。古くからある色名で同じ呼び方の「萌黄」があるが、この「萌葱」は当て字で「浅葱」などに引かれたもの。

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  48. 花緑青 はなろくしょう
    毒を持つ顔料の名。鮮やかに美しい顔料程、毒性が強い。煙草を甘くするのも毒の所為で、粉を吸いすぎると命に関わるという。

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  49. 翡翠色 ひすいいろ
    翡翠色の花が咲く植物はこのラケナリアとヒスイカズラという熱帯雨林に自生する植物。

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  50. 青緑 あおみどり
    青みを帯びた緑色。あざやかな青緑。平安時代。現在の青緑は青と緑の中間の色でかなり鮮やかだが、古代では青から緑にかけて全般に「青」と呼んでいた。

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  51. 水浅葱 みずあさぎ
    「浅葱色」を更にうすく、水色がからせた色。

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  52. 錆浅葱 さびあさぎ
    「浅葱色」のややくすんだ浅い緑青色。

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  53. 青碧 せいへき
    中国古代の玉石の名称で、青緑色。

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  54. 御召茶 おめしちゃ
    十一代将軍家斎の御召しになった縮緬、に由来する鈍い緑味青色を言う。染色で藍を下染めにするので茶系統と言うより緑青色。

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  55. 湊鼠 みなとねずみ
    淡い藍の鼠がかった色。「深川鼠」とも呼ばれる。

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  56. 高麗納戸 こうらいなんど
    「高麗屋」が屋号の、天明から寛政(1781~1800)にかけて歌舞伎界の大立者であった、四世松本幸四郎から出た、暗い「納戸色」。

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  57. 百入茶 ももしおちゃ
    回数を多く染浸す意味で、何回も染重ねた濃い紫褐色を言う。

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  58. 錆鼠 さびねず
    藍鼠色に白茶色を掛けた色。暗い青味の灰色。

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  59. 錆鉄御納戸 さびてつおなんど
    錆は寂しく鈍い、鉄は暗い緑味の青色。納戸は暗い青色をさすから、緑味の暗く鈍い青色。

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  60. 藍鼠 あいねず
    鼠色に藍色がかった彩度の低い色。

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  61. 錆御納戸 さびおなんど
    錆はさびしく鈍い灰味を言い、灰味の「御納戸」即ち、暗い灰味青。

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  62. 舛花色 ますはないろ
    安永・天明年間(1772~1788)、江戸で人気のあった、五世市川団十郎から出た、灰みの淡花色。舛花色の「舛」は市川家の家紋の「三舛」から来ている。市川家家芸の色には、「暫」の団十郎茶、花川戸助六の鉢巻の「江戸紫」がある。

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  63. 熨斗目花色 のしめはないろ
    「熨斗目」縞や格子などを織り出した先染め織物の名で、後、これで仕立てられた小袖を言うようになった。その織物の地色に用いた「花色」の一種でやや灰味の濃い青色。

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  64. 御召御納戸 おめしおなんど
    御召は十一代将軍家斎の御召しになった縮緬、に由来する。渋みのある青色。

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  65. 鉄御納戸 てつおなんど
    鉄は暗い緑味の青色。納戸は暗い青色をさすから、暗い緑味の青。

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  66. 紺鼠 こんねず
    濃い鼠色。青紫みの暗い灰色。江戸時代。俗にどぶねずみと言われることもある色で、江戸時代には主に墨と石灰水で染めていた。

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  67. 藍鉄 あいてつ
    あいてついろ(藍鉄色) 藍色がかった鉄色。ごく暗い紫みの青。明治時代。藍色は日本人にとって最も身近な色であったので藍色の変色も数多くある。

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  68. 青褐 あおかち
    褐色の青みの強い色。ごく暗い紫みの青。

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  69. 褐返 かちかえし
    全体を深い藍で染めた色。ごく暗い青。平安時代。あるいは、別の色に一度染めた上から、更に藍を一面に染め重ねた色をいう。

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  70. 褐色 かちいろ
    紺色よりさらに濃く黒に近い程の藍染の色。ごく暗い紫みの青。平安時代。「かちんいろ」ともいう。

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  71. 月白 げっぱく
    青磁の中で青く乳白したもので、氷裂のような貫入が特徴。

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  72. 白菫色 しろすみれいろ
    妙高の雪景色。葉が立ち、花より高くなる、花は白く、紅紫色のすじが入る。

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  73. 白花色 しらはないろ
    カタクリ、タンポポの白色の花の色。

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  74. 藍白 あいじろ
    藍染の一連の工程のうち、もっとも初期の段階で得られるきわめて薄い藍色。

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  75. 白藍 しらあい
    醗酵により水溶性に変わった藍を「白藍」と言う。

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  76. 水色 みずいろ
    水の色を模して、「水浅葱」をやや淡く藍がからせた色。

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  77. 瓶覗 かめのぞき
    被染物を、藍瓶の薄くなった液に、一寸浸した藍の極淡い色。

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  78. 秘色色 ひそくいろ
    ひそく(秘色) かさね。 もともと中国の青磁器の色をいった。ごくうすい緑みの青。平安時代。染色では瑠璃色のこと。この色名は唐の時代、天子への供進の物として庶民の私用を禁止したところから付いたともいわれている。

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  79. 空色 そらいろ
    晴れた空の色のような、明るい青色。

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  80. 勿忘草色 わすれなぐさいろ
    ワスレナグサのような可憐な明るい青。明るい青。明治時代。恋人たちの花といわれ、うるう年の日にこの花を贈る週間がある。

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  81. 青藤色 あおふじいろ
    ラベンダーの色。大人の女性の色とされていた。

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  82. 白群 びゃくぐん
    岩絵の具の群青のうち、粒子の最も細かいもので、白みを帯びた群青色。やわらかい緑みの青。現代。岩絵の具は粒子の多きさにより変化し、細かくなる程色が薄くなる。

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  83. 浅縹 あさはなだ
    浅く染めた縹色。やわらかい青。奈良時代。縹色は古代から藍で染めた標準の色をいう。

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  84. 薄花色 うすはないろ
    花色の薄い色。やわらかい青。平安時代。藍染の薄い色であり、浅縹と比べて薄花色の方が僅かに紫みの色である。

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  85. 納戸色 なんどいろ
    江戸時代に流行った藍染のうち代表的な色のひとつ。にぶい緑みの青。江戸時代。納戸とは屋内にある物置部屋のこと。

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  86. 浅葱色 あさぎいろ
    葱に因んだ色であるが、実物の葱より青み勝ちの浅い緑青色。

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  87. 花浅葱 はなあさぎ
    藍の単一染による青色の「花色」がかった「浅葱色」の意で、鮮やかな青色。

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  88. 新橋色 しんばしいろ
    東京の新橋芸者の間から流行した、鮮やかな緑味青。

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  89. 天色 あまいろ
    亜麻糸の色。明るい灰みの赤みを帯びた黄。現代。亜麻はヨーロッパが原産で繊維をとるために紀元前から栽培されていた。

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  90. 露草色 つゆくさいろ
    ツユクサ(露草)の花の色、または露草の花で染めた色。鮮やかな青。江戸時代。ツユクサは夏、青紫色の小さな花が咲き一日でしおれる。

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  91. 青 あお
    空や海の澄んだ色。現代。光の三原色の一。昔の「青」は緑色。

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  92. 薄藍 うすあい
    藍色の薄い色。灰みの青。明治時代。藍染の薄い色は古来より様々な色名が残されている。

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  93. 縹色 はなだいろ
    藍で染めた純正の青。つよい青。奈良時代。古代より藍だけで染めた色のことを縹といった。濃淡により浅縹、中縹、次縹、深縹と分かれていた。

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  94. 紺碧 こんぺき
    碧は碧石の青緑から来ている。この場合の紺は語感を強めるためで、鮮明な緑味の青。

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  95. 薄群青 うすぐんじょう
    少しくすんだ水色。鮮やかな紫みの青。

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  96. 薄花桜 うすはなざくら
    ほんのりと紅味を帯びた山桜の花をあらわしたもの。

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  97. 群青色 ぐんじょういろ
    岩絵具の「群青」の色に似て、かすかに紫味を含んだ明るい青色。

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  98. 杜若色 かきつばたいろ
    カキツバタ(杜若)の花の色。鮮やかな紫みの青。室町時代。カキツバタはアヤメ科の多年草。梅雨の頃、濃い紫色の大きな花を咲かせる。葉はアヤメより広く、湿った土地に生える。

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  99. 瑠璃色 るりいろ
    七宝の一つに数えられている玉石の瑠璃(ラピスラズリ)の色のような、紫味の冴えた青色。

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  100. 薄縹 うすはなだ
    花色の薄い色。やわらかい青。平安時代。藍染の薄い色であり、浅縹と比べて薄花色の方が僅かに紫みの色である。

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  101. 瑠璃紺 るりこん
    瑠璃色がかった紺の意で、深い紫味の紺。

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  102. 紺瑠璃 こんるり
    紺色の瑠璃のような色。濃い紫みの青。仏の髪や仏国土などの色。

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  103. 藍色 あいいろ
    藍の単一の染ではなく。藍染の青に黄を加えた緑味の青。

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  104. 青藍 せいらん
    あざやかな藍色。濃い紫みの青。明治時代。藍染の中でも彩度が高く色である。

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  105. 深縹 こきはなだ
    藍の単一染の純正な青色をいう。はなだは「花田」と書かれ「花色」色と呼ばれる。その名の「花」は、鴨頭草の花で、もと、青汁で摺染をしたこと。

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  106. 紺色 こんいろ
    赤味を含んだ濃い青色。藍で染めた濃い色。暗い紫みの青。飛鳥時代。藍染は濃く染めるほど紫みになる、これは天然の藍の中には赤みの染料も含まれているため。

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  107. 紺青 こんじょう
    岩絵具の紺青の色のような、冴えた紫味の青色。

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  108. 留紺 とめこん
    紺から発して、きわめつけのような濃紺を「留紺」という。

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  109. 濃藍 こいあい
    藍染の濃い色。ごく暗い青。明治時代。藍染で濃く染めた色で、藍色と紺の中間になり、これより濃くなると紺になる。室町時代には「こあい」と読んでいた。

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  110. 鉄紺 てつこん
    鉄色がかった紺色。ごく暗い紫味の青。江戸時代。その名の通り鉄色と紺色の中間の色合いで濃く深い色である。

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  111. 漆黒 しっこく
    黒漆を塗ったような色。黒。明治時代。純黒色。黒漆の真っ黒で艶のある色。日本人の黒髪など。

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  112. 淡藤色 あわふじいろ
    イッテンという花の色。一重の中輪。枝は斜めに開き、生長はやや早い。

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  113. 藤色 ふじいろ
    藤の花のような浅い青みの紫色。「若紫」とも呼ぶ。

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  114. 紅掛空色 べにかけそらいろ
    青みがかった藤色。かすかに紅味を含んだ空色。「

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  115. 紅碧 べにみどり
    かすかに紅味を含んだ空色。「紅掛空色」とも呼ばれる。

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  116. 紺桔梗 こんききょう
    「桔梗色」を紺がからせた、濃い青紫色。

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  117. 花色 はないろ
    もともとは花田色(縹色)を略したもの。あざやかな紫みの青。

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  118. 紺藍 こんあい
    紺色がかった濃い藍色の意。濃い青紫。明治時代。藍染で何度も染め重ねると紫金色のいわゆる藍の花が表面に現われる。藍で染めた最も濃い色。

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  119. 紅桔梗 べにききょう
    赤みを帯びた桔梗色。

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  120. 桔梗色 ききょういろ
    秋の七草の桔梗に見る冴えた青紫。

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  121. 藤納戸 ふじなんど
    藤色がかった納戸色。灰みがかった淡い青紫。江戸時代。淡い青紫系の色に藤のつく色がいくつもある。昔から好まれる色。

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  122. 紅掛花色 べにかけはないろ
    縹色の下染めに、紅を上掛けした、あでやかな青紫色。

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  123. 紫苑色 しおんいろ
    紫苑の花の色のような、紫草からとれる染液で何回も繰り返して染められる紫色。

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  124. 白藤色 しらふじいろ
    京都の着物色。タツナミソウは耐寒性、耐暑性とも強く、育てやすい宿根草の植物の色。

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  125. 藤紫 ふじむらさき
    藤の花に見る、明るい青みの紫色。「藤色」に似ているが、それより紫味が強い。

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  126. 菫色 すみれいろ
    菫の花の色のような艶麗な、青みの冴えた紫。

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  127. 青紫 あおむらさき
    青みを帯びたあざやかな紫色。青みがかった紫もやはり美しく高貴な色である。

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  128. 菖蒲色 しょうぶいろ
    花菖蒲の花の色に見る冴えた赤味の紫色。

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  129. 竜胆色 りんどういろ
    秋の野草竜胆の花に見るような柔らかい感じの青紫。

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  130. 江戸紫 えどむらさき
    紫草は、昔各地で自生又は栽培されていたが、武蔵野にも産した。その紫草の根で染めた、杜若の花の色に似た、濃艶な赤味の紫。

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  131. 本紫 ほんむらさき
    天平時代に使われた色。

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  132. 葡萄色 ぶどういろ
    ブドウの皮の色。着物・織物に使われる。

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  133. 深紫 ふかむらさき
    紫根、灰汁、酢を用いて染めた、濃い紫色。衣服令の定めによると、臣下最高位の色で「禁色」としていた。「こき色」と呼ばれた。

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  134. 紫黒 しこく
    紫がかった黒色。紫みの黒。現代。似た色名に紫草で染め重ねた濃い紫である「黒紫」がある。

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  135. 紫 むらさき
    紫紺と灰汁と酢による低温染の濃艶な紫色。「本紫」と呼ばれる。

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  136. 薄葡萄 うすぶどう
    グレープジュースみたいな色合い。

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  137. 紫紺 しこん
    濃い紺色がかった、紫色。色調の荘厳さによって(紫紺の)優勝旗の色として使われる。

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  138. 暗紅色 あんこうしょく
    濃い、または黒みを帯びた紅色。濃い赤紫。

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  139. 桑の実色 くわのみいろ
    熟しきった桑の実の色のような暗い赤紫色。

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  140. 古代紫 こだいむらさき
    紫根の根を材料として染める紫は今日の合成染料による彩度の高い紫を望むべきも無かった。昔の鈍い色を「古代紫」と言った。

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  141. 茄子紺 なすこん
    茄子の実の表皮の色に因んだ、紺色より紫に寄ったくらい青紫。同類の色に「紫紺」がある。

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  142. 二藍 ふたあい
    藍と紅花の交染による、鈍い青みの紫。「二藍」の藍は、染料の意で、ここでは紅と藍をいう。

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  143. 京紫 きょうむらさき
    青みの江戸紫に対し、この色は赤みの紫である。江戸時代。京都で染められていた紫なのでこの名がある。紫根に酢と椿灰汁で染めた色。

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  144. 蒲葡 えびぞめ
    紫根と灰汁と酢で染めた赤味の紫色。天武天皇の色制では、深・浅の二級に分けられている。

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  145. 若紫 わかむらさき
    伝統的な着物に用いられる色。

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  146. 紅紫 べにむらさき
    マゼンタ(マジェンタ)の色。伝統的な文化、芸術において珍重されてきた色でもある。

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  147. 梅紫 うめむらさき
    梅紫の梅は紅梅の赤紫味の形容としてつけられている。やや鈍い調子の赤紫。

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  148. 菖蒲色 あやめいろ
    ノハナショウブの花のようなの色。明るい赤みの紫。室町時代。アヤメ科の多年草で初夏、黄色い筋のある紫色の花をつける。野山に生える。

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  149. 紅藤色 べにふじいろ
    紅がかった藤色、即ち、赤味の淡い紫。

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  150. 浅紫 あさむらさき
    平安時代の衣装に用いられた色。

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  151. 紫水晶 むらさきすいしょう
    アメジストの色。宝石の1つで、紫水晶とも呼び、飾石として用いる。

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  152. 薄梅鼠 うすうめねず
    梅色をおびた淡いグレイカラー。

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  153. 暁鼠 あかつきねず
    こげ茶を薄くした色合い。

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  154. 牡丹鼠 ぼたんねず
    牡丹のような赤みのある鼠色(ねずみいろ)。

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  155. 霞色 かすみいろ
    霧のような色。

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  156. 藤鼠 ふじねず
    藤色を鼠がからせた柔らかい青み紫。「新駒色」とも呼ぶ。

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  157. 半色 はしたいろ
    「半」は中途半端の意で、深紫と浅紫の中間の、中紫より淡く、薄色より濃い色。

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  158. 薄色 うすいろ
    薄色といえば何色に限らず、淡い色をさすが、色名上の「薄色」は淡い紫。紫色が淡い故「聴色(ゆるしいろ)」とされていた。

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  159. 薄鼠 うすねず
    薄い鼠色。青紫みの灰色。江戸時代。似た色に薄鈍色、銀鼠があるが、この薄鼠は青紫みがかった色である。

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  160. 鳩羽鼠 はとばねずみ
    「鳩羽紫」を鼠かからせた、赤味の灰紫。

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  161. 鳩羽色 はとばいろ
    山鳩の羽のような色。鳩羽鼠ともいう。くすんだ青紫。江戸時代。「何々鼠」という鼠系の色は江戸後期に多くあらわれてくる。

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  162. 桔梗鼠 ききょうねず
    やや青みのある桔梗色を鼠色に混ぜた色

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  163. 紫鼠 むらさきねず
    和服の色の花形である紫系の色。

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  164. 葡萄鼠 ぶどうねずみ
    古代の「蒲萄」の色を鼠かからせた、鈍い赤紫。

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  165. 濃色 こきいろ
    濃い紫色。暗い灰みの紫みを帯びた赤。平安時代。推古11年の「冠位十二階」の制色で最高位の色。以来日本では高貴の色とされてきた。

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  166. 紫鳶 むらさきとび
    「鳶色」の変相色の一つで、蘇芳を主染料としてそめた紫褐色。「紫飛」とも書かれる。

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  167. 濃鼠 こいねず
    濃い鼠色。青紫みの暗い灰色。江戸時代。俗にどぶねずみと言われることもある色で、江戸時代には主に墨と石灰水で染めていた。

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  168. 藤煤竹 ふじすすたけ
    藤色がかった煤竹色、即ち、赤味に暗い灰紫色。

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  169. 滅紫 >けしむらさき
    紫の匂いを滅した、暗い灰紫色を言う。「めっし」とも呼ぶ。

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  170. 紅消鼠 べにけしねずみ
    紅の匂いを消した鼠色の意で、暗い灰味の紫。

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  171. 似せ紫 にせむらさき
    蘇芳或いは茜を用いて染めた紫の代用染で、暗い赤紫色。紫根を用いる「本紫」に対するものである。

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  172. 灰黄緑 はいきみどり
    緑みの暗い灰黄緑。江戸時代。この色は江戸前期の元禄の頃に現れた色。

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  173. 蕎麦切色 そばきりいろ
    そば粉を練った食品。「蕎麦切り」を省略して、現在では蕎麦(そば)という。

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  174. 薄雲鼠 うすくもねず
    明るい灰色。

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  175. 枯野色 かれのいろ
    近代では軍服の色となっている。

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  176. 潤色 うるみいろ
    色をつけ光沢を加えること。

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  177. 利休白茶 りきゅうしろちゃ
    茶道で茶葉を利休と呼ぶ。利休は緑みを形容する意味があり、緑みを帯びた白茶。

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  178. 茶鼠 ちゃねずみ
    茶色がかった鼠色。黄赤みの灰色。江戸時代。江戸中期以降、他の茶や鼠とともに流行した。「ちゃねず」ともいう。

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  179. 胡桃染 くるみぞめ
    山野に自生する胡桃の樹皮や果皮の煎汁と灰汁で染めた灰みの黄褐色。

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  180. 江戸鼠 えどねず
    江戸茶と同様に江戸好みの鼠色

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  181. 煤色 すすいろ
    煤の色。石炭を燃やした後の色。

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  182. 丁子茶 ちょうじちゃ
    丁子をこく煎じ出して、その汁で染めた「丁子染」(香染)を茶がからせた黄褐色。

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  183. 柴染 ふしぞめ
    栗、櫟、樫などの柴木の煎じ汁で染めた暗い黄褐色。

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  184. 宗伝唐茶 >そうでんからちゃ
    この色を染め出した京の染師、鶴屋宗傳の名を冠した、「唐茶」を少し黒ずませた、赤味の褐色。

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  185. 砺茶 とのちゃ
    砺とは、金物の砥ぎはじめに用いる「はやと」とよばれる砥石のことで、「砺茶」はその色に因んだ茶褐色。

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  186. 煎茶色 せんちゃいろ
    煎じ茶の煎汁で染められる煎じ茶の色のような黄褐色を言う。

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  187. 銀煤竹 ぎんすすだけ
    銀煤竹の「銀」は「うすい」の意味で、煤竹色の少し淡い黄褐色。

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  188. 黄枯茶 きがらちゃ
    丁子を煎じた汁に少量の鉄分と灰汁(あく)を加えて発色させたもの。枯茶の黄ばんだ色の意から。暗い灰みの赤みを帯びた茶。

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  189. 煤竹色 すすたけいろ
    煤けた竹の色に似た、暗い黄褐色。

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  190. 焦茶 こげちゃ
    物の焦げたような黒褐色。

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  191. 黒橡 くろつるばみ
    橡の実の煎じ汁を染料とし、鉄媒染した紺味がかった黒。

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  192. 憲法色 けんぽういろ
    憲法染で染めた色。黒茶色。江戸時代。江戸初期の兵法師範吉岡憲法が最初に染め始めた黒でこの名がついた。本来は楊梅だけで染めた黒である。

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  193. 涅色 くりいろ
    涅のような色。ごく暗い赤みの黄。奈良時代。涅は川底などの黒土の意。太古には黒土の中に布を浸して染める原始的な染色が行われていた。

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  194. 檳榔子染 びんろうじぞめ
    熱帯地方に広く生育する檳榔子の実を染料として染めた黒褐色。

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  195. 黒鳶 くろとび
    「鳶色(暗い赤褐色)」を更に暗くした色。

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  196. 赤墨 あかすみ
    赤色がかった墨色。

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  197. 黒紅 くろべに
    紅色に檳榔子の黒をうわがけした、赤味の紫黒で、「黒紅梅」略して「黒」とも呼ばれる。

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  198. 白 しろ
    純白の絹のような白。飛鳥時代。衣服令の服色の尊卑の序列で最上位に位置付けられた色で「しろき」と呼ばれ、神聖な色として重用された。

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  199. 胡粉色 ごふんいろ
    胡粉とは牡蛎などの貝殻を焼いて作った白色顔料。黄みの白。

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  200. 卯の花色 うのはないろ
    ウノハナのような灰みの白

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  201. 白磁 はくじ
    陶芸作品に用いられる色。

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  202. 生成り色 きなりいろ
    晒したり染めたりしない、自然のままの糸や生地の色。黄茶色みの白。

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  203. 乳白色 にゅうはくしょく
    温泉に用いられている色。

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  204. 白練 しろねり
    白練は生絹の黄味を消し去る精錬法。白練りした絹の色。

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  205. 素色 そしょく
    ありのままの色。素の色。

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  206. 白梅鼠 しらうめねず
    渋めの桜色。浴衣・着物に用いられている。

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  207. 白鼠 しろねず
    銀のような明るい、「墨の五彩」の「清」にあたる鼠色。

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  208. 絹鼠 きぬねず
    うすい鼠色。白と黒の真中あたりの灰色。

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  209. 灰青 はいあお
    灰色がかった青色。

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  210. 銀鼠 ぎんねず
    「白鼠」より少し暗い、「墨の五彩」の「淡」にあたる鼠色。

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  211. 薄鈍 うすにび
    薄い深緑にグレーをかけたような色

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  212. 薄墨色 うすずみいろ
    墨を薄くした色。やや薄い灰色。平安時代。多くは喪服(薄墨衣(うすずみごろも)など)の染色や、訃報を知らせる手紙の墨に用いた。

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  213. 錫色 すずいろ
    錫の色に似ているところから「錫色」ともいう。 江戸後期の薄い藍染めに夜叉附子の鉄媒染で染めていたようだ。

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  214. 素鼠 すねずみ
    「素鼠」は何の色も含まない、「墨の五彩」の「重」にあたる中明度の無彩の色。

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  215. 鼠色 ねずみいろ
    鼠のような色。白と黒の真中あたりの灰色。室町時代。江戸時代には茶と鼠は粋な色として特に好まれ、俗に「四十八茶百鼠」といわれるくらい鼠が勝った色。

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  216. 源氏鼠 げんじねず
    貴族のなかの貴族の衣装色。

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  217. 灰色 はいいろ
    白と黒の中間に位置する中間色。

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  218. 鉛色 なまりいろ
    鉛の色に似た、青みを帯びた灰色。青みの灰色。

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  219. 鈍色 にびいろ
    かすかに緑や茶の色味を持つグレイに近い色。

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  220. 墨 すみ
    書画に使う墨の色。奈良時代。上質のすすをにかわで練って作る墨には「墨の五彩」といって濃い順に焦・濃・重・淡・清がある。

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  221. 丼鼠 どぶねずみ
    溝の辺に住んでいる溝鼠の毛色のような、「墨の五彩」の「濃」にあたる暗い鼠色を言う。

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  222. 消炭色 けしずみいろ
    消し炭のような色。暗い灰色。明治時代。消炭は薪や炭の燠(おき)を消してつくった、やわらかい炭。

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  223. 藍墨茶 あいすみちゃ
    藍味を含んだ墨色で、「相済茶」とも書かれる。

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  224. 羊羹色 ようかんいろ
    小豆を裏ごしして寒天で固めて作る菓子羊羹の色に似ている。

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  225. 蝋色 ろういろ
    漆塗の表面仕上げの事、刷毛目の凹凸をなくし鏡面化させ、光沢を出す技術です。

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  226. 黒 くろ
    飛鳥時代以前。古代から日本での固有の色表現は「くろ」「しろ」「あか」「あお」だけであった。「黒」は「暗」からの変化してきたもの。

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  227. 烏羽色 からすばいろ
    艶やかなカラスの羽の色。

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  228. 鉄黒 てつぐろ
    鉄のように黒い深みをもった色。

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  229. 濡羽色 ぬればいろ
    烏(からす)の羽が水に濡れたような、つやのある真っ黒い色。

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  230. 黒壇 こくたん
    箸などに用いられている。

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  231. 憲法黒茶 けんぽうくろちゃ
    オリーブ味の暗い茶色(憲法)の中でも暗い色。

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  232. 暗黒色 あんこくしょく
    全ての光線を完全に吸収し、それを無くす事によって生じるもっとも暗い色。

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